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現代人に多い自律神経失調症、その原因と改善方法

昨今、皆様が良く聞く『自律神経』とはなにか。
またその自律神経の働きや乱れるとどうなるのか。
『自律神経失調症』とはなにか、皆様にお伝えできればと思います。

自律神経とは?

自律神経は、私たちの意思とは関係なく、体のさまざまな機能を調整している神経です。
体内の「自動調整システム」とも言えますが、心臓の鼓動や、血流、体温調節、消化など、
生きていく上で継続的な働きを担っています。

自律神経の仕組み

自律神経は、交感神経副交感神経という2つの神経から見直しています。
この2つがバランスよく働いていることで、私たちの体は健康を維持できます。

1.交感神経
  • 主に「活動時」や「緊張状態」で働く神経。
  • 体を「戦う」または「逃げる」ために準備させる役割があります。
  • 主な働き方:
    • 心拍数を上げる。
    • 血圧を。
    • 筋肉に血液を送ります。
    • 胃腸の働きを中心に。
2.副交感神経
  • 主に「リラックス時」や「休息状態」で働く神経。
  • 体を「修復」し、「エネルギーを蓄える」ための役割を持っています。
  • 主な働き方:
    • 心拍数を下げる。
    • 血圧を下げる。
    • 胃腸の働きを見据える。
    • 体をリラックスさせる。

自律神経の役割

  1. 体温調節
    寒い時には体を震わせて熱を作り、暑い時には汗をかいて熱を逃がすなど、体温を一定に保ちます。
  2. 血流と心拍の調整
    運動時には心拍数を上げて筋肉に血液を送り、休息時には心拍数を下げて体を休める。
  3. 消化と吸収の調整
    食事中や寝ている間は消化器官の働きを促進し、栄養を吸収しやすくします。
  4. 呼吸の調整
    酸素を効率的に取り入れるために、活動時には呼吸を早くし、休息時にはゆっくりにする。
  5. 免疫機能の調整
    体が外敵(ウイルスや細菌)に対応できるように免疫機能をサポートする。

自律神経失調症とは?

自律神経失調症は、私たちの体内で重要な役割を果たしている「自律神経」のバランスが乱れることによって引き起こされるさまざまな症状を指します。自律神経は、体温調節や心拍数、消化、呼吸など無意識で行われる身体の機能をコントロールする働きがあります。

この自律神経は交感神経と副交感神経の2つで構成され、通常はこれらがバランスよく働くことで健康な状態を保っています。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによって、このバランスが崩れると、自律神経失調症を引き起こす可能性があります。

自律神経失調症の主な症状

自律神経失調症は、身体のさまざまな不調をかえし、日常生活に時々起こります。
その症状は身体的、精神的、さらには全身的なものまで多岐にわたります。


1. 身体的な症状

  • 頭痛: 緊張性頭痛や片が頻繁に現れます。
  • めまい・ふらつき: 立ちくらみやバランス感覚の乱れを感じる。
  • 発汗異常:手足の冷えや多汗症、または発汗が減少する場合もある。
  • 胃腸の不調:食欲不振、胃のむかつき、便秘や下痢などの消化器症状。

2. 精神的な症状

  • 不安感:理由のない不安や緊張感に襲われる。
  • イライラ感: 急に気分が乱れたり、些細なことで過剰反応する。
  • 倦怠感: 疲れない、やる気が起きない。
  • 集中力の低下: 注意力が一時的になり、仕事の勉強やに影響が出る。

3. 睡眠の問題

  • 不眠: 寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠りが浅い。
  • 昼夜逆転: 夜眠れず、日中に眠気を感じる。

4. その他の症状

  • 手足のしびれ: 末端に違和感やしびれを感じることがある。
  • 息苦しさ: 深呼吸が短い、息が詰まるような感覚。
  • ホルモンバランスの乱れ:生理不順や更年期障害に似た症状。

注意点

自律神経失調症の症状は個人によって異なり、これらの症状が全て現れるわけではありません。
また、他の病気が原因で似たような症状が出る場合もありますが、
気になる症状が続く場合は早めの相談が大切です。

自律神経失調症の主な原因

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、身体や心にさまざまな不調を保ちます。その原因は多岐にわたり、日常生活や環境の影響が大きく関係しています。
主な原因を挙げていきます。

1.ストレス

現代社会におけるストレスは、自律神経の乱れの大きな課題となります。

  • 精神的ストレス:職場や学校でのプレッシャー、人間関係の悩みなど。
  • 身体のストレス:過労、睡眠不足、不規則な生活習慣。
  • 環境ストレス: 気温や湿度の変化、騒音、光などの外的要因。

2.生活習慣の乱れ

不規則な生活習慣は、自律神経のリズムが乱れやすくなります。

  • 睡眠不足: 十分な睡眠が取れず、副交感神経が働きにくい。
  • 運動不足または過剰な運動: 適度な運動が不足している、または身体に負担な負担をかけることで、神経のバランスが崩れる。
  • 偏った食生活:栄養不足や暴飲暴食によって、体内リズムが乱れる。

3.ホルモンバランスの変化

特に女性の場合、ホルモンの変化が自律神経に影響を与える可能性があります。

  • 思春期更年期のホルモン変化。
  • 妊娠・産後: ホルモンの大幅な変化や生活の変化によるストレス。

4.環境要因

  • 気温や湿度の大幅な変化: 季節の変わり目や寒暖差が激しい環境は、体温調節を決断自律神経に負荷をかけます。
  • 日照不足: 太陽光る時間が少ないと、体内時計が乱れやすくなります。

5.性格的要因

  • 帳面で真面目な性格: 責任感が強い人はストレスを溜め込みやすく、交感神経が過剰に働く傾向があります。
  • 心配性や完璧主義: 小さなことでも不安を思いやすい性格も影響します。

6.現代社会の影響

  • スマホやパソコンの長時間使用:目の疲れや姿勢の悪化により、自律神経が乱れやすい。
  • 情報過多:常に多くの情報にされることで、脳が過剰に働き、自律神経が疲労します。

自律神経失調症は、生活環境やストレス、体調の変化が絡んで発症します。
そのため、症状の改善には、規則正しい生活やストレス管理が重要です。

自律神経失調症の予防と対策

自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れが原因で発症することが多いです。
そのため、予防や症状の改善には生活習慣を整え、心身のバランスを整えることが重要です。
対策を詳しく紹介します。

1.規則正しい生活習慣を心がけ

自律神経は生活リズムに大きく影響されます。 特に以下の点に注意しましょう。

  • 決まった時間に寝て起きる: 睡眠不足や不規則な生活は、自律神経を乱すことが大きいです。毎日同じ時間に寝て起きる習慣を身につけましょう。
  • 適度なウォーキング運動を取り入れる:軽いやストレッチなどの運動は、ストレス解消や自律神経の安定に役立ちます。
  • バランスの取れた食事: 野菜やタンパク質をしっかり摂り、栄養バランスの良い食事を心がけることで、体の調子を整えます。

2.ストレスを溜めない工夫をする

現代社会では、ストレスが自律神経失調症の主な原因となっています。
以下の方法でストレス対策を行ってみましょう。

  • リラックスする時間を作る: 趣味に頭がない、音楽を聴く、アロマを使うなど、自分がリラックスできる方法を見てみよう。
  • 深呼吸を取り入れる: 呼吸を意識​​して、ゆっくり深い呼吸をすると副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
  • 話すことで発散する: 悩みや不安を誰かに話すことで、気が軽くなることがあります。

3.睡眠環境を整える

質の良い睡眠は、自律神経を整えるのが基本です。

  • 寝る前にスマホやPCを見ない: ブルーライトは脳を覚醒させるため、寝る前1時間にはデバイスの使用を控えましょう。
  • リラックスできる寝室を作る: 部屋の温度や湿度を快適に、照明を暗めにすることで眠りやすい環境を整えます。
  • 寝る前に軽いストレッチ:筋肉をほぐしてリラックスすることで、深い眠りにつながります。

4.適度な運動を取り入れる

体を動かすことで、交感神経と副交感神経のバランスを整えやすくなります。

  • 有酸素運動:ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動は、自律神経を整える効果があります。
  • ストレッチやヨガ:筋肉をほぐしながら効果が得られるので、特におすすめです。

5.体温を調整する

体温の変化は自律神経に影響を与えます。冷えや暑さを感じたら、早めに対応することが大切です。

  • 入浴で体を温める: シャワーではなく、湯船に浸かることで体を温め、血流を良くします。 特にぬるめのお湯(38~40℃)に15~20分程度入ると副交感神経が優位になりますます。
  • 温活を取り入れる:ラジオ波や温熱療法を活用して、冷えを改善するのも効果的です。

6.プロの力を借りる

生活改善だけでは改善が難しい場合、専門家のサポートを受けることも選択肢です。

  • 全身や骨格矯正:骨格や姿勢を整えることで、体全体のバランスを改善し、自律神経の働きをサポートします。
  • マッサージや鍼灸:筋肉をほぐし、血流を促進することで、自律神経を安定させます。
  • 医療機関での相談:症状が重い場合は、医師に相談して適切な治療を受けましょう。

7.意識的な休息を心がける

現代人は忙しい日々を送りがちですが、意識して休息をとることが重要です。

  • こまめな休憩:長時間の仕事や家事の合間に短い休憩を入れると、体と心の負担が軽減されます。
  • 休日は無理をしない: 完全にやる日を作り、疲れた体と心を回復させましょう。

自律神経失調症は、日々の小さな積み重ねで予防・改善することができます。
生活習慣を見直し、適度なリラックスと運動を取り入れることで、心身のバランスを整えましょう。

当院での自律神経失調症ケア

佑接骨院では、自律神経失調症の症状でお悩みの方に向けて、以下の施術をご提供しています

1.骨格矯正で根本から整える

姿勢の乱れや骨盤の歪みは、自律神経の不調の原因となることがあります。
丁寧な骨格矯正で身体のの体軸を整え、神経の働きを正常に戻すお手伝いをします。
背骨を調整することで、血流が良くなり自律神経が安定しやすくなります。


2.ラジオ波で温活ケア

自律神経は、体温の変化にも大きく影響を受けます。
特に冷えがある方は、副交感神経がうまくいかないことが多いです。
温めることで、リラックス効果を高め、自律神経のバランスをサポートします。
冷えやむくみの改善も期待できます。


3.ストレッチでリフレッシュ

筋肉が硬くなると、交感神経が過剰に働き、自律神経のバランスが乱れることがあります。
お家でもできるストレッチをご提案しますので、日々のケアにも最適です。


4.マッサージ・手技療法でリラックス

心地よい手技によるマッサージで筋肉の緊張をほぐし、副交感神経を優位にする施術を行っています。
特に脊柱(背骨)の周囲には自律神経が多くありますので、そのまわりの緊張が強いと乱れやすいです。


5.生活習慣のアドバイス

症状の改善には、日常生活での習慣が重要です。
皆様の生活スタイルに合わせたアドバイスを行い、睡眠や食事、運動習慣を整えるサポートをしています。


当院の自律神経ケアが選ばれる理由

  • 丁寧なカウンセリング:症状の原因やお悩みをしっかりとお伺いします。
  • オーダーメイドの施術:ゆったりの状態に合わせた施術を行います。
  • リラックスできる環境: 心身ともにリラックスできる空間を提供しています。

自律神経の乱れを感じたらご相談ください

肩こりや腰痛、冷え性、イライラ、不眠など、自律神経の乱れが原因と考えられる症状があれば、ぜひ一度ご相談ください!

自律神経失調症は、私たちの身体と心にさまざまな不調を引き起こす厄介なものです。しかし、生活習慣を見直し、適切なケアを受けることで改善することができます。

お身体の不調を感じたら、ぜひ佑接骨院にご相談ください。一緒に健康で快適な日々を取り戻しましょう!

健康と笑顔を取り戻すお手伝いを全力でさせていただきます。お気軽にご予約ください!